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2008年07月18日

妻がアルツハイマー病のため、長男に相続させて、その介護をお願いする遺言の作成

今日の遺産相続相談

●相談者

私には妻と子ども(長男及び長女)がいますが、妻はアルツハイマー病であるため、長男にすべての財産を相続させ、妻の介護をお願いしたいと考えています。


■アドバイス



相続分の意義について


相続分とは、共同相続において各共同相続人が有する相続財産に対する割合のことをいいます。

被相続人が遺言(遺言状)を作成しなかった場合は、遺産は法定相続分の規定に従い配分されます。

今回の相談者のように、妻1人、子2人の場合の法定相続分は、妻が2分の1、子がそれぞれ4分の1となります。



相続分の指定について


被相続人は、遺言(遺言状)で、共同相続人の相続分を定めることができます。

相続分が遺言(遺言状)で指定されたときは、法定相続分の規定は適用されません。

しかし、どのような配分でも法律上問題がないというわけではありません。すなわち、相続分の指定は、遺留分に関する規定に違反することはできませんので気をつけましょう。

ですから、相続人の遺留分を事前に調べておく必要があります。遺言(遺言状)の内容が遺留分の規定に反する場合で、遺留分権利者から減殺請求された場合はこれに応じなければなりません。

なお、仮に、共同相続人中の1人若しくは数人のみの相続分を定めたときは、他の共同相続人の相続分は法定相続分によることになります。例えば、今回の相談者の場合において二男がいた場合は、法定相続分である6分の1となります。





本日の相談者における遺言書のひな形はこちら
→ http://www.ne.jp/asahi/yuigon/gyousei/manyual.html


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